カテゴリー: 生きもの

昆虫針のはなし

チェコ製の昆虫針のパッケージ

昆虫の研究に欠かせない標本を作成するうえで、最も重要なアイテムといえば、昆虫針(Insect pins)です。昆虫標本において、虫体と採集データあるいは同定ラベルなどの重要な情報を繫いでいるのが1本の昆虫針だと考えれば当… もっと読む »

春のプチ生きもの散策

公園の様子(茶色い景色)

春分の日の東京は、ぽかぽか陽気でした。陽気に誘われて、お出かけされた方も多かったのではないでしょうか。私は遠出をせずに近所にある公園にプチ散策に行ってきました。23区内にある公園ですが、水辺や草木が豊富で身近に生きものを… もっと読む »

タンスイベニマダラを育ててみる

タンスイベニマダラ顕微鏡写真

【2016年1月上旬】都内の河川でタンスイベニマダラを採取。観察用に持ち帰ってみる。   【2016年2月上旬】持ち帰ったタンスイベニマダラを社内の雑魚水槽に入れてみて1ヶ月が経過。調子は良いようだ。赤い色がな… もっと読む »

「チバ」でも「トウキョウ」・・・

トウキョウサンショウウオ_メス

2017年の2月は降水量が少なかった印象の関東地方。寒気も何回か入って気温も低い日が続きました。春の足音ももうそこまで・・・からが長く感じます。 以前に「ナガレタゴガエル」を紹介しましたが、続いて紹介する旬な両生類という… もっと読む »

気になるあいつ

スギ花粉 顕微鏡 対物20倍

週末、生きもの観察をしに武蔵野の山へ出掛けてきました。足元には霜柱、木々の芽もまだ硬く、立春は過ぎましたがまだ冬の気配が漂っていました。この辺りの時期、植物はまだあまり見るものはありませんが、コケや地衣類など、冬でも枯れ… もっと読む »

そうだ「カエル」を見に行こう!

ナガレタゴガエルのペア

連日、大雪のニュースが続いています。 東京都心では雪こそ積もりませんが、寒い日が続きます。 この時期になると数年おきに、カエル観察に行く場所があります。 都心からみると、奥多摩まで行かない手前なので「てま多摩」とでも言い… もっと読む »

潜水調査

ヤマメ

魚類担当の川口です。 先日(といっても昨年の話ですが)、やや久しぶりに潜水調査を行いました。 晩秋の東北は当然のように寒くて水も冷たく、涙目でドライスーツに袖をとおし川に入りました。しかし、ひとたび水の中に入ると無数の魚… もっと読む »

「大寒」波到来~二十四節気編vol.24~

1月20日からは「大寒(だいかん)」という節気に入ります。 暦の上でも一年のうちで寒さの最も厳しい時期とされますが、文字通り先週末にはこの冬最大の寒波が到来し、日本海側や西日本、北日本で大雪に見舞われました。 中部地方で… もっと読む »

「ワンダーネット」~二十四節気編vol.23~

明けましておめでとうございます。 今年も皆さまにとって実りある一年になることをお祈り致します。 いよいよ2017年になり、1月5日からは「小寒(しょうかん)」という節気に入りました。 寒さが本格的に増してくることから「寒… もっと読む »

「一陽来復」~二十四節気編vol.22~

今年の「冬至(とうじ)」は12月21日。2016年最後の節気に入りました。 「冬至」も有名な節気なので、みなさんご存じと思いますが、「一年で最も昼の時間が短い日」とされます。 その事実を別の角度からみると、「冬至」を過ぎ… もっと読む »