6月21日は「夏至(げし)」です(正確には夏至という節気の初日です)。 「夏至」は一年で最も昼の時間が長い日というのは、ご存じの方が多いと思います。 夏至に対して「冬至(とうじ)」は一年で最も昼の時間が短い日です。 調べ… もっと読む »
カテゴリー: 生きもの
「種」を蒔く頃 ~二十四節気編vol.09~
6月5日からは「芒種(ぼうしゅ)」という節気になりました。 「芒種」もあまり聞き慣れない言葉ですが、どんな意味なのでしょうか? 「芒(のぎ)」とは実の殻にある針状の毛のことをさします。 もともとは、今頃が稲や麦などの「芒… もっと読む »
「麦秋」 ~二十四節気編vol.08~
5月20日からは「小満(しょうまん)」という八番目の節気です。 小満の由来は、秋に種を蒔いた麦の穂が育ち、一安心(小さな満足)することから、「小満」という説が有力です。 「小満」は実った麦の収穫時期にあたることから、「麦… もっと読む »
「夏」立ちぬ ~二十四節気編vol.07~
5月5日こどもの日からは「立夏」になりました。 暦のうえでは夏ですが、季節の線引きというのは人の都合もあるもので、3~5月は春と考えられることが多いと感じます。 仕事の都合上、春季の調査は概ね5月末までに行います。 従っ… もっと読む »
降る「雨」は百穀を潤す ~二十四節気編vol.06~

いよいよ春も最後の節気。 4月20日からは「穀雨」という節気になりました。 田畑の準備が整い、それに合わせて穀物の成長を助ける雨の降るころという意味合いです。 この穀雨の終盤、5月1日は「立春」から数えて88日目。 雑節… もっと読む »
「菜」の花 ~二十四節気編vol.04~

「春分(しゅんぶん)」は昼と夜との時間が等しくなる。本格的な春の始まり。 しかし、実際には少しズレがあって、 日本で昼と夜の時間が等しくなるのは春分の4日ほど前って知っていましたか? 生きものが1日の昼の長さ、あるいは夜… もっと読む »
顕微鏡によるおやつ観察

休憩のひととき、同僚がおやつに用意してくれたポテトチップが気になり、顕微鏡で黒い粒のひとかけらを観察してみました。観察して見えたのはこんな様子です。 右下のスケールバーが幅0.1mmの大きさですが、この特徴… もっと読む »
動き出す「虫」 ~二十四節気編vol.03~

3月5日からの「啓蟄(けいちつ)」は冬ごもりの虫が這い出る頃と言われてきました。 しかし、這い出てくる虫って…?どんな生きものをイメージしますか? テントウムシ?カマキリ?チョウの幼虫?それとも昆虫類ではなくカエルやモグ… もっと読む »
レッドデータブックの重み

魚類担当の川口です。 現在、年度末の真っ只中です。報告書作成や各種締め切りに追われるなど、とにかく忙しい時期ですが、こんな時期によく手に取るのが、環境省レッドデータブックです。 およそ1年前に発行された最新版である「レッ… もっと読む »
「産卵」はじめました ~二十四節気編vol.02~
関東地方ではすでに春一番も吹き抜けた今日この頃。 2月19日から3月4日は雪が雨に変わり、氷が融けて水になるという 「雨水(うすい)」という節気に入りました。 とは言え、まだまだ寒いし、生きものたちが本格的に動き出す次の… もっと読む »
最近のコメント