カテゴリー: 生きもの

顕微鏡によるおやつ観察

トリュフの胞子の顕微鏡写真

休憩のひととき、同僚がおやつに用意してくれたポテトチップが気になり、顕微鏡で黒い粒のひとかけらを観察してみました。観察して見えたのはこんな様子です。   右下のスケールバーが幅0.1mmの大きさですが、この特徴… もっと読む »

動き出す「虫」 ~二十四節気編vol.03~

春の水たまりで体温をあげる「ニホンマムシ」

3月5日からの「啓蟄(けいちつ)」は冬ごもりの虫が這い出る頃と言われてきました。 しかし、這い出てくる虫って…?どんな生きものをイメージしますか? テントウムシ?カマキリ?チョウの幼虫?それとも昆虫類ではなくカエルやモグ… もっと読む »

レッドデータブックの重み

環境省レッドデータブック(汽水・淡水魚編)の重さの推移

魚類担当の川口です。 現在、年度末の真っ只中です。報告書作成や各種締め切りに追われるなど、とにかく忙しい時期ですが、こんな時期によく手に取るのが、環境省レッドデータブックです。 およそ1年前に発行された最新版である「レッ… もっと読む »

「産卵」はじめました ~二十四節気編vol.02~

関東地方ではすでに春一番も吹き抜けた今日この頃。 2月19日から3月4日は雪が雨に変わり、氷が融けて水になるという 「雨水(うすい)」という節気に入りました。 とは言え、まだまだ寒いし、生きものたちが本格的に動き出す次の… もっと読む »

「節気とは」 ~二十四節気編vol.01~

「二十四節気」という言葉は時々、ニュースの気象情報などで耳にしますが、どういう意味なのでしょうか? 「二十四節気(にじゅうしせっき)は、1太陽年を日数(平気法)あるいは太陽の黄道上の視位置(定気法)によって24等分し、そ… もっと読む »

寒波と生きもの調査

一晩、車内に放置したコーヒーが、凍っていました

寒風の候、皆様いかがお過ごしでしょうか。 都心では、予報どおりの暖冬傾向ですが、時々急激に冷え込んだり、ドカ雪が降ったりと、エルニーニョ現象の煽りをもろにくらっていますね。 さて、弊社の業務は屋外での生物調査が主であるこ… もっと読む »

川べりにて

水生生物担当の川口です。 底生動物調査は、川べりにじっとうずくまって、ひたすら川虫などの生物をピンセットでつまんで採集するという、わりと地味な作業が続きます。 この日は、あまりにもじっとうずくまって作業をしていたためか、… もっと読む »

「この冬いちばんの寒さ」の朝に

冬になると、植物の現地調査は少なくなり、データ整理や報告書作成など、パソコンの前でじっくり作業することが多くなります。 そんななか、久しぶりに千葉の郊外で現地調査があり、とても楽しみにしていたところ、「この冬いちばんの寒… もっと読む »

真冬に蛾の調査

昆虫は自分では体温調節ができない変温動物だから、木々の葉が落ちて冬が到来すると、おおかたの種類は休眠に入り、野外から姿を消してしまいます。だいたい冬に活動する虫というのは、あまり聞いたことはないでしょう。 でも、そんな天… もっと読む »

水槽内の住人

玄関前の水槽

季節は寒い冬に突入し、つくづく冬眠する生きものに産まれてくればよかったと思う今日この頃です。そこで、今回は屋内の話題を。 東京支社の玄関には、数本の水槽が並べられています。本来、企業の玄関や応接室には、色とりどりの熱帯魚… もっと読む »