5月5日こどもの日からは「立夏」になりました。
暦のうえでは夏ですが、季節の線引きというのは人の都合もあるもので、3~5月は春と考えられることが多いと感じます。
仕事の都合上、春季の調査は概ね5月末までに行います。
従って、5月は毎年大忙しの月になります。
GWも返上して現場に入る項目も少なくありません。私もその一人でした。
そんな「立夏」の頃に撮影した写真はオオヨシキリです。
夏鳥として渡ってきたばかりのオオヨシキリたちは
枯れヨシの上やヤナギの梢に陣取ります。
目立つ場所で「ギョギョシー、ギョギョシー、ケスケスケス」と
けたたましく鳴き交わし、なわばりの確保をしている様子でした。
オオヨシキリはこの鳴き声から「行行子」とも呼ばれ、初夏の季語となっています。
「行行子 大河はしんと 流れけり」(一茶)
何気ない自然の中の静と動が表現されていると感じます。
いよいよ夏ですね。
カメラ機種 : NIKON D600
レンズ:AI AF-S Nikkor 300mm f/4D IF-ED
露出制御モード : マニュアル設定
レンズの焦点距離 : 300.00(mm)
シャッター速度 : 1/1000秒
レンズF値 : F10
露光補正量 : +1.0
フラッシュ : 発光禁止
ISO感度 : 200
両生類・爬虫類、哺乳類担当 釣谷洋輔
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