「万物ここに至りて皆潔斎にして清明なり」 啓蟄や春分と比べると耳なじみがありませんが、 4月4日から「清明」という節気になりました。 冒頭の文言は 「全ての物に清新の気がみなぎり、すがすがしく明るく美しいころ」 という意… もっと読む »
カテゴリー: 環境
「菜」の花 ~二十四節気編vol.04~
「春分(しゅんぶん)」は昼と夜との時間が等しくなる。本格的な春の始まり。 しかし、実際には少しズレがあって、 日本で昼と夜の時間が等しくなるのは春分の4日ほど前って知っていましたか? 生きものが1日の昼の長さ、あるいは夜… もっと読む »
動き出す「虫」 ~二十四節気編vol.03~
3月5日からの「啓蟄(けいちつ)」は冬ごもりの虫が這い出る頃と言われてきました。 しかし、這い出てくる虫って…?どんな生きものをイメージしますか? テントウムシ?カマキリ?チョウの幼虫?それとも昆虫類ではなくカエルやモグ… もっと読む »
レッドデータブックの重み
魚類担当の川口です。 現在、年度末の真っ只中です。報告書作成や各種締め切りに追われるなど、とにかく忙しい時期ですが、こんな時期によく手に取るのが、環境省レッドデータブックです。 およそ1年前に発行された最新版である「レッ… もっと読む »
「産卵」はじめました ~二十四節気編vol.02~
関東地方ではすでに春一番も吹き抜けた今日この頃。 2月19日から3月4日は雪が雨に変わり、氷が融けて水になるという 「雨水(うすい)」という節気に入りました。 とは言え、まだまだ寒いし、生きものたちが本格的に動き出す次の… もっと読む »
寒波と生きもの調査
寒風の候、皆様いかがお過ごしでしょうか。 都心では、予報どおりの暖冬傾向ですが、時々急激に冷え込んだり、ドカ雪が降ったりと、エルニーニョ現象の煽りをもろにくらっていますね。 さて、弊社の業務は屋外での生物調査が主であるこ… もっと読む »
川べりにて
水生生物担当の川口です。 底生動物調査は、川べりにじっとうずくまって、ひたすら川虫などの生物をピンセットでつまんで採集するという、わりと地味な作業が続きます。 この日は、あまりにもじっとうずくまって作業をしていたためか、… もっと読む »
「この冬いちばんの寒さ」の朝に
冬になると、植物の現地調査は少なくなり、データ整理や報告書作成など、パソコンの前でじっくり作業することが多くなります。 そんななか、久しぶりに千葉の郊外で現地調査があり、とても楽しみにしていたところ、「この冬いちばんの寒… もっと読む »
真冬に蛾の調査
昆虫は自分では体温調節ができない変温動物だから、木々の葉が落ちて冬が到来すると、おおかたの種類は休眠に入り、野外から姿を消してしまいます。だいたい冬に活動する虫というのは、あまり聞いたことはないでしょう。 でも、そんな天… もっと読む »
目陰
「イタチノマカゲ」という言葉をご存じでしょうか。 辞書を引くと「鼬の目陰」とは、 《イタチが人を見るときに前足を目の上にかざすという俗信から》疑わしげに人を見るようすと書かれています。 人もまぶしい物を見るときや、遠くを… もっと読む »
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