カテゴリー: 里山

春節と棚田カレンダー

稲刈りが終わった井仁の棚田

 明日、2月10日は陰暦の始まりにあたる旧正月です。旧正月という言葉は最近では、お隣中国からの観光客が押し寄せる、インバウンド関連の言葉として思い浮かべる方も多いかと思いますが、当社がお配りしている「旧暦棚田ごよみ」も陰… もっと読む »

形を変えて適応する水田雑草、キクモ

気中葉を広げたキクモ

 梅雨が明け、夏も本番になると、棚田のような田んぼでは稲だけではなく、水田雑草も育ってきます。田んぼは、水が張られている状態もあれば、中干しや落水による乾燥もあるため、植物にとっては特殊な環境です。水田雑草はどのようにし… もっと読む »

バーチャル昆虫採集 in 武蔵野中央公園

観察会のようす

少し前のことになりますが、10/10(日)に、武蔵野市立武蔵野ふるさと歴史館が開催する小中学生を対象とした昆虫観察会の講師を務めました。「バーチャル」という名のとおり、ただ単に昆虫を採って観察するのではなく、「BIOME… もっと読む »

令和3年の新しいカレンダー

カレンダー

嵐のようだった2020年も気がつけば12月に入り、毎年各方面にお贈りしている当社のカレンダーが今年も刷り上がりました。と言っても今年は、昨年までと大きく趣向が変ったものになりました。 これまで当社のカレンダーは、出版社と… もっと読む »

秋とイナゴの話

イナゴ類

8月の猛暑が嘘のように、今年も秋がやってきました。モズの声や、キンモクセイの香り、ハロウィン商戦と、ひとそれぞれ秋の感じ方はありますが、当ブログの過去の記事を紐解いてみると、カヤネズミの球巣や川に放たれた金魚、枯葉にくる… もっと読む »

りょうはほのき【冬季】

トウキョウサンショウウオの卵のう(水中写真)

2020年もスタートして早一ヶ月あまり。遅ればせながら、本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。 さて、あまり面白いネタはないのですが、1月17日付の環境省の報道発表資料で、次の記事が掲載されました。 <「絶滅のおそれのあ… もっと読む »

りょうはほのき【秋季】

カヤネズミ

気がつけば、すっかり秋になってしまいました。 動きやすくなってきた季節には近所の草むらにフィールドサイン探しに行ってみては如何でしょうか。 河川敷や谷戸に広がる草地には色々な哺乳類が住んでいます。日本最小のネズミ、カヤネ… もっと読む »

季節月とその長さ -北海道で感じること-

札幌市内から藻岩山を望む(2019年4月10日撮影)

こんにちは。 北海道から、初めてのブログ投稿です。 本州は、すっかり春めいている時期かと思います。皆様いかがお過ごしでしょうか。 こちら北海道では、暖冬から一転、寒さがぶり返した感じで、まだまだ初春とは言えない寒さが続い… もっと読む »

カタクリのミステリー

カタクリ

東京都薬用植物園の早春のにぎわい つい先日、新年のごあいさつをアップしたと思っていたのに、気がつけばもう春分もすぎていました。年度の変わり目のこの時期は、仕事に忙殺されがちな私たちですが、生きもの屋として、春の訪れもまた… もっと読む »

初秋の賑わい

コガタノゲンゴロウ頭部

前回の記事からブログが更新されないまま1ヶ月以上が経ってしまいました。8月も今日で終わりですね。カブトムシやクワガタなどはそろそろ数が少なくなりますが、これからは水辺が楽しい季節です。晩春から夏にかけて幼虫時代を過ごして… もっと読む »