休憩のひととき、同僚がおやつに用意してくれたポテトチップが気になり、顕微鏡で黒い粒のひとかけらを観察してみました。観察して見えたのはこんな様子です。
右下のスケールバーが幅0.1mmの大きさですが、この特徴的な網目模様、トリュフの子のう胞子で間違いありません。
もらったおやつはトリュフのポテトチップでしたが、キノコ担当としては本当にトリュフが入っているか、調べずにはいられなかったのでした。
その後は安心しておいしくいただきました。
実は日本でもトリュフの仲間はさまざま生育しています。
いずれも地中に発生するもので、非常に見つけづらいこともあり、あまり詳しいことはわかっていないのですが、その中のひとつイボセイヨウショウロは、意外にも森林のある都市公園の遊歩道わきでも見つかっています。
散歩がてらに探してみるのもよいかもしれませんね。
私もキノコ調査でトリュフを確認種リストにあげたいな、と密かに思っているところです。
東京支社 キノコ担当
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