「万物ここに至りて皆潔斎にして清明なり」
啓蟄や春分と比べると耳なじみがありませんが、
4月4日から「清明」という節気になりました。
冒頭の文言は
「全ての物に清新の気がみなぎり、すがすがしく明るく美しいころ」
という意味になります。謹んで新年度をお慶び申し上げます。
桜前線も東北地方南部まで北上し、すごしやすい気候になってきました。
年度の変わり目も重なって、生活環境が変わる時期でもあります。
そんな「清明」の頃に撮影した写真は大山千枚田です。
山の斜面に整然と織りなされた棚田にはすでに水が張られていました。
東の夜空が白んできた頃、シュレーゲルアオガエルの合唱が少し小さくなり、
遠くからトラツグミのコールが聞こえてきました。
雲間が徐々に黄金に輝き出す頃には、ウグイスやカワラヒワのソングが始まり、
キツツキ類のドラミングも加わって賑やかなオーケストラになりました。
生命感あふれる朝の澄んだ空気に、自然と心も凜としました。
弊社の社員はオンもオフもやっていることはあまり変わらないかも知れませんが、
仕事が本格的に始動して、忙しくなる前に私もリフレッシュ計画を練るとします。
カメラ機種 : ILCE-6000
レンズ:E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS
露出制御モード : マニュアル設定
レンズの焦点距離 : 28.00(mm)
シャッター速度 : 1/20秒
レンズF値 : F4.5
露光補正量 : EV0.0
フラッシュ : 発光禁止
ISO感度 : 100
両生類・爬虫類、哺乳類担当 釣谷洋輔
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