7月7日からは「小暑(しょうしょ)」という節気です。
「夏至(げし)」も過ぎ、梅雨もあけ、夏も本番の気配です。
NASAの気象学者も2016年の夏は史上最も暑くなると警告しているように、7月2日には金沢で37.0℃を記録するなど猛暑が始まっています。
皆さまも、どうかご自愛くださいますように。
「夏至は一年で最も太陽が高く、昼の時間が長い日です。」という内容を、前回のブログで申し上げました。
そんな太陽エネルギーが長時間降り注ぐ、夏至の前後が最も暑くなるのでは?と思う方もいると思います。
しかし、暑さはこれから増してきます。
一日のうちで気温が最も高くなるのは、14~15時頃と言われています。
これは、日の出前に下がりきった気温が、正午までに上がりきらず、午後になってピークを迎えるという現象です。
四季のある日本では、一年を通じても同じことが言えるのです。
気温はその年の大気の流れや海流(海水温)などに影響を強く受けますが、一般には、冬の間に下がった日本周辺の気温が春から徐々に上がり、やがて太陽エネルギーのピーク(夏至)を過ぎて、月単位の時間差で「小暑」→「大暑(たいしょ)」へと移行してゆくというわけです。
小暑は一日で言うなれば、13~14時頃ということになります。
節気についてブログを書くようになって、日本人の時間的、季節的な感覚はこういった現象を科学的にかなり正確に反映していることに驚かされます。
我々はこれからの時期、こまめな休憩と水分補給で、野外調査での熱中症に留意するとします。
写真はせめてもの「涼」を・・・。
カメラ機種 : SONY ILCE-6000
レンズ:E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS
露出制御モード : シャッター速度優先AE
レンズの焦点距離 : 16.00(mm)
シャッター速度 : 1/10秒
レンズF値 : F6.3
露光補正量 : EV0.0
フラッシュ : 発光禁止
ISO感度 : 100
両生類・爬虫類、哺乳類担当 釣谷洋輔
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