都市河川に浸り続けて

魚類担当の川口です。本日、会社のホームページをリニューアルしました。本ブログでは、弊社スタッフのこぼれ話等々、不定期ながら更新していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
さて、私の所属する東京支社は、都心に事務所を構えていることもあって、都会の中で調査をする機会が多々あります。先日は、都内下町を流れる小河川で魚類 調査を実施しましたが、たかだか2時間ほどの調査で、アユ(写真)をはじめ20種を超える多くの魚類を確認することが出来ました。かれこれ20年ほど東京 の河川と付き合ってきた私としては、近年の河川環境の改善に伴う魚類の増加は、なんとも感慨深いものがあります。
一方で、外来種も増えているという問題もあります。金魚やいろんな色のメダカが採れるぶんにはまだかわいいほうかもしれません。先日実施した都内3河川ほどの調査では、恐ろしいことに、日本に定着している特定外来生物の5魚種をコンプリートしてしまうという偉業(悪行?)を成し遂げてしまいました。
とにもかくにも人の暮らしに翻弄され続ける都市河川。今後も長く浸り続けていきたいと思います。

画像_アユ